
工藤シンクという人間について、
恥ずかしながら私は全く誤解していました。
まんまと彼の作戦にはまって!
表面しか見ていなかったのです。
皆さんはシンクさんについて どんなふうに感じていますか?
わたしは、 子どものようで、すっごく自由な人で 引き寄せ上手だなぁと
感じていただけでした。
インタビュー Sri Amrita(むっちゃん)
書き手 穂乃宮(スイノミヤ)

とにかく驚きと笑いの連続だった今回のインタビューを通して分かったのは、
彼が見せている部分、あれは非常に綿密に計算されていたものだったということ。
つまり、自由人でもラッキーボーイでもなく、ましてや超引き寄せ上手なわけでもなく、
全ては彼の描いたストーリーだったのです。
シンクさんが見せている世界は
計算しつくされた先の現実。
実は・・・
めちゃくちゃあざとかったのですよ。 (↑これは対談の最初に彼が自分で言っていたセリフです悪しからず)
その「あざとさ」は、まさに宇宙でした。
宇宙人に問いかける男
風の民Amritaが熊本にあるエコビレッジサイハテの噂をあちこちから聞くようになり、気になり始めてすぐにサイハテの住民と出会い、行く運びに。
これもすべて宇宙の流れだったのでしょう。
Amritaがそれまで国内、海外のいろんなコミニュティを見てきた中で、
表に出していなくても実際には、チャネラーやメッセンジャーが中心にいたりして、
その人が繋がる先のソースからの情報を元に活動している場合が結構あったそう。
おしゃれで、自由で、流動的に見えるサイハテはどのように運営しているのか、
そのソースはなんなのか、それに興味があって行ってみたかったのが正直なところだったそうです。

サイハテに着いて最初に目に入ったのが 「どうよ、宇宙人」
と書かれたプレート。
これを見て
「あぁ、ここのソースは工藤シンク自身なんだな。」
と感じたAmritaは、初めましての彼をAskaミーティングに誘ったのでした。
(その時のミーティングはこちら↓)
「今は、全国を回ってムラヅクリのマスコットとして動いてる。」

そう言うとそれってなんなの?って聞かれるけど僕はまさに「なんなの?」を作ったと思ってる。
資本主義を解体したくて2008年に
”BENTEN”という会社を立ち上げ、当時いろんな意味で注目された。まだ早すぎたのも分かってたけど、日本中の土地がなんか集まってきて。 資本主義の解体のほかに、クニヅクリをするっていうのもヴィジョンに入ってたけど、資本主義経済を壊すとか、国を造るとかってなんか怖い。って言われて。
そんなある時、
「シンクのやりたいのってエコビレッジ作りなんじゃない?」
って言われて
(なんだそれ?)
ってのと
(それだーっ!!)
って言うのが同時に来たんだよね。
エコビレッジと言うワードすら当時はあまり知られていなかったし、僕も知らなかった。
「エコビレッジ?何それ?」
と思ったけど、聞いてみたらこれならみんなに伝わりやすいなと思ったんだよね。
それで熊本にサイハテを作ったのが2011年。
震災もあってこの時も一気に注目された。
災害が起きたら、結局今の経済社会ではどうにもならないと言う事が見えたから。
たくさんの人がそこに気付いたんだよね。
これで世界は変わる!って思った。でもさ、思ったほど変わらなかった。
時間が経つとみんな気付いたことを日常に流していってしまって。
コロナのことはさすがに予測はしてなかったけど、こんなことまで起きたんだから
今度こそ世界は変わるだろうと思っていたら、それでも思ったほど変わらなかった。
今もそのことに驚いてる。
Askaプロジェクトとの出会い

サイハテも僕も、人は存在だけしてればいい、お好きにどうぞ。と言うスタンスでやってきて、自発的、流動的に有機生命体のようにコミュニティが日本中に広がってくかなと思ってたけど、10年経った今も社会の縮図から抜けられてなくて。
来てくれた若い子には
「ここ終わってますね。」
って言われた。笑
何で思ったほど世界は変わらないんだろうって考えてるまさにその時に
むっちゃんが来てくれたんだよね。
何もわからないまま、ハワイに行く前のミーティングに誘われて。
画面の向こうで 「5月15日だね。」「そうだね。」
「 場所はノースコハラだね。」「そーだね。」
「 じゃ、こうだね。」「そうだね。」
って会話が繰り広げられてて、すっごい速度でやる事が決まっていく世界があった。
上下関係なんかなくて、みんなすっごく軽くて。
(その時の様子↓)

これ見て「これだっ!!」って強烈に腑に落ちるって言う体験をしたわけ。
なにこれ 「くっそおもしろいじゃん!!」 で、すぐ2週間後のハワイ行きを決めた。
ハワイで何をして来たの。って聞かれるんだけど。 今まで生きてきた世界とは正反対で 成果を出すとか、結果を求めるみたいなことがなくって、全く説明できない世界だった。
それでも、草刈ってきたよ。とか、石を運んだよ。とか伝えると
よくわかんないけど涙を流してくれる子がいたり、
どこか深いところでわかってもらえるような感覚ではあって。
このプロジェクトに参加させてもらって強烈に感じたのは
「世界って、地球って、ずっとこんな調子で動いてきてたんだ!」
ということだった。
表に見える歴史はほんの一部。
地球の歴史というのは本当はこっち側にあったんだということだったよね。
天命を生きる

僕が見ている世界が変わらないのは、
旗振り役がいないから。
だったら自分がマスコットになって
リーダーシップ取ればいいんじゃね。って。
それで今はムラヅクリ発起人のマスコットとしてあちこち回ってるってわけ。
人類の中での役割を振り切って、このマスコットを演じ切るって決めた。
天命で生きようと思ったんだよね。
こだわりはないけど、決めたことはとことんやるというストイックな面のあるシンクさん
自給自足が出来たらそこで完結出来るじゃん。と思って作ったサイハテは
災害が起きても生き残れるコミュニティを作るという超あざとい計算で作ったし、 【#無一文#家無し】って言う肩書きも実はすっげぇ計算してる。
ほんとは超心配症だし、不安もあったから、ゼウ氏に背中を押してもらった事は
すっごく安心した。自分のやってる事が間違いじゃないって確信になったから。
あざといことを宇宙が認めたってことは、宇宙はあざといんだ。
そう言うてもけっこうびびりだから、大人がやっちゃいけないということを、
真面目に計算してやってる。
ホントはやりたくないんだよなぁ。笑 ***
そう話すシンクさんはあざといというか、やっぱり少年のようでした。 あたらしい世界を描く人たちがこぞって会いにくるというのも
とてもよく分かる気がします。
なにせ宇宙の源にも「彼と話したかった」と言わしめたくらいですから。
視点の高さが当たり前に地球を飛び出していて、そんなシンクさんと話していると
まるで宇宙から地球を眺めているようなそんな錯覚も覚えました。 醸し出している空気感が軽いからか 私はただ話を聞いてるだけなのに、何でもできるような気になったりして。